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先輩になるということ(๑˃̵ᴗ˂̵)

今、皆さんには後輩がいますか?
それとも、これから後輩ができますか?

いづれにしても、後輩でいられる時期は短く、先輩でいる時間が長い。

さて、あなたはどんな先輩になりますか?

優しい先輩?怖い先輩?
楽しい先輩?楽しくない先輩?
後輩に慕われる先輩?嫌われる先輩?
尊敬される先輩?

私は、皆さんに、後輩を甘やかすではなく、「考えさせる」「解決させる」「自己成長を促すことができる」「支える」先輩になってほしいなと思います。

では、そのために何をするかというと

「その人のペース」をまずは大切にする。

臨床は、即戦力を必要されますが、人に合わせ過ぎると
「できない自分」に打ちひしがれることが多い。

ついていけずに早い段階で仕事を辞めることにもなりかねません。

成長してもらう時には、1つづつクリアさせる。自分で「できた!」を体験させること。
小さな1歩を踏み出させることが大事。

社会人1年生で妊娠したKさんは、産休に入る前に「超音波スケーラーの試験に合格する!」を目標にしました。なかなか先生から合格をもらえずに、気持ちが落ちていましたが、「産休明けに復帰した時にできるようにしておく」を自分で目標にした時に、お昼休みにKT先輩が練習に付き合ったりとみんなが協力!←これが支える!

で!見事合格して、患者さんに施術させていただきながら…産休に入りました。

さて、産後!
すぐに技術を思い出してスムーズに全てができたかというと…
そうでもなく、新たな課題も山積み。

だんだんと、表情が曇ってくる。

そんな彼女に、KT先輩は、話を聞く時間を作り、練習に付き合うと約束!

KT先輩は、Kさんが産休で戻ってくるまでちゃんと頑張って仕事をしていました。
楽しみに待って!

さて!さて!
Kさんは、一度目標を達成している!という過去を忘れている。
思い出して!という意味を込めて、院内研修を行いました。

「自分のペース」で達成した経験を思い出し、支えてくれる先輩がいれば成長できる!

ここで大事なのが、後輩の立場で先輩にしてもらったことを覚えておくこと。

この優しさを覚えていたら、自分に後輩ができた時にそれをやればいい。

プラスの連鎖はさらに大きなプラスを産んでくれる。

デンタルスタッフの楽しい連鎖を作るのは、そんな先輩になること。

ぜひ、

「その人のペース」で「その人がクリアしたい課題に向き合って」「支えてあげてください」
クリアする経験ができると、自身がつき、その後の成長は加速していきます!

せっかく仕事をするなら、楽しく!自分らしく!
3年後は、みんな同じように成長している!
緩やかな成長速度でも、努力することを知っている人は強い!
できない人は、できない人の心を理解することができる!

マイナスをプラスに!

今日を楽しみましょう!

  • この記事を書いた人

本田 貴子

 MERCIMONDE LLC 代表・歯科衛生士  臨床教育に携わりながら、インプラント治療や歯周治療、コミュニケーションの講師として活動中。セミナーの企画運営も行っている。多くのデンタルスタッフと共に学びを深めるStudy Group”FOCUS!”代表。

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