2022年8月7日(日)
4回目「歯周治療の基本に立ち帰る
正しい歯周治療を保険診療で行うための工夫」
講師 :東克章先生 / 東歯科医院
毎年、依頼させていただいてる
熊本の歯周治療のパイオニア東先生の講義は6回目╰(*´︶`*)╯
歯周治療は、歯科衛生士ができて当たり前とされている処置であり❣️
最も奥が深く、患者さんに寄り添うことで人間的成長も与えてくれる
処置です✨✨
今回のFOCUS!は、東先生へのインタビューからスタート!
…というのは、打合わせでの東先生のお話が素敵だったから
受講生みんなに聞いてほしくって❣️
インタビュアー初挑戦の私は、ワクワクドキドキ😊
サポートメンバーも初の試みカメラセッティングなどに緊張✨✨
東先生には、受講生からいただいていた質問に
丁寧に答えていただきました!
その中で印象的だった東先生からの言葉
『守破離』
これは、剣道や茶道などで、修行における段階を示したもの
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、
確実に身につける段階
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、
良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、
独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
40年近く歯周治療に取り組んでいる東先生は
現在「離」の段階なのだと、この後の講義を聞いて思いました😊
講義は、
知っておくべき歯周組織や歯周治療の流れ
歯科医師と歯科衛生士、それぞれの役割
歯周治療は歯科衛生士だけでするものではなく、
歯科医師が介入すること、ディスカッションすることが大切とのこと!
そして、歯周治療の基本の「き」
プラークコントロールについて!お話しいただき
診査診断についてしっかり教えていただきました✨✨
去年と変わったことは
歯周病変の診断が5分類から
levis complicata型歯周炎がなくなって4分類になったこと
↓
歯肉炎・levis型歯周炎・glavis型歯周炎・ glavis complicata型歯周炎
垂直性(楔状)骨欠損は3mm以上となったことでした!
アップデート😊✨
受講生からのコメント
歯周病の恐ろしさを伝えたいが、患者さんによっては話を流されることもたまにあります。見た目、話し方を意識して説明することを心がけていますが、知識が足りてないことも自分でわかっていたので、今回参加させていただきました。検査の説明する内容だったり、TBIの仕方詳しく聞けて本当に良かったです!明日の診療から学んだことを活かしていきます!(歯科衛生士 23才)
今回も貴重なご講演をありがとうございました。1年目の頃から受講させていただいており、臨床経験を積んでいくと知識も沢山付いてきますが、毎年とても濃い内容で大変勉強になります。今現在、自分自身のSRPやTBIの仕方を見直してるところで、明日から活かせる内容ばかりでした。歯科医師ともしっかり連携しながら治療していけるように今後も頑張りたいと思います。本日は本当にありがとうございました。(歯科衛生士 26才)
長年歯周治療に真摯に携われてきた東先生の言葉がとても示唆に富んでおり勉強になりました。技術的なことだけでなく、自分の医院にスタッフと共に正しい歯周治療を根付かせるためのヒントを得たと思います。ありがとうございました。(歯科医師 41才)
東先生、笑顔の素敵な受講生の皆様
ありがとうございました😊👏
さて、次回は
大場隆准教授 / 熊本大学大学院生命科学研究部 産科婦人科講座による
「歯周病と周産期合併症・妊娠と喫煙」です✨
是非、デンタルスタッフの皆様、ご参加ください😊💕
東先生とサポートメンバー
司会:齋藤早央里・パソコン担当:吉居葉月・SNS担当:高濱采未
ありがとうございました❤️