院内研修をやっていて、嬉しいことの一つは
院長先生からの言葉
「本田先生の院内研修で、自分も変わることができました」
「今のスタッフのために、彼女たちのためにできることをしてあげたいんです!」
スタッフが変わることで、先生も変わる…
そんな風になったらいいな!と思いながら行う院内研修
にじの森歯科クリニックの2ヶ月に1回の院内研修は、今回で13回目
毎回、自分の現状に真摯に向き合い振り返る。
そして今後の自分につなげていく。
現状の振り返りをシェアすることで、それぞれをサポートし合う。
「自主性を持った思いやりと支え合いを実践していくこと」
で、歯科医院を作り上げていく。
私が、なんどもなんども伝える共通認識
歯科医院で仕事をしている時の優先順位1番は「患者さん」
職場では、仲間を選ぶことができない。
出会ったご縁を、いかにステキなものにするか。
これは自分次第で変化させることができる。
問題が起こった時、怒っている時、悲しい気持ちになっている時…
愚痴を言っている時、院長やスタッフの悪口を言っている時…
優先順位の1番は、自分になっていないか???
「患者さんが優先順位1番」を軸に、役割の認識を徹底すると
許容できることが増える。
自分で解決できないことは、スタッフで意見を出し合う。
そうすると自分の考えに+「智慧」を与えてもらうことができる。
引き出しを増やしてもらうこと、共有させてもらうことは
感謝につながる。
お互いを尊重しあえる関係
感謝しあえる関係
それが「信頼関係」だと思う。
「本田さんからのアドバイスで、受付を変えて初診が1.5倍に増え
彼女が産休・育休に入り、さらに患者数が1.5倍に増えました。」
「今の予約が入りきれない状況は、2年前からは考えられないこと。」
という言葉もいただいた。
タイトに予約を埋めるスタッフに
「無理をしないでいいよ」と優しい言葉をかける先生。
多くの歯科医院が「予約を埋めて!」と受付に言う。
受付は、空いている予約を埋めるために患者さんに電話をする。
考え方とやり方を変えたら、そんな仕事をせずとも予約が埋まっていく。
「スタッフに無理をさせたくない。スタッフを大事にしたいんです。」
そんな言葉が、歯科医院を支えるデンタルスタッフに向けられる日常になればいいなと思う。
私が行うマインドを整える院内研修は、
スタッフが自分で考え、言葉にできるようにしていく。
思いや感情の共有をはかり、それぞれが行動できるようにする。
その行動をみんなで協力し支え合う。
そんな関係を作っていくお手伝いをする。
それぞれの個性や特徴を尊重しあえる関係作りは、無理をすることなくナチュラルで居心地が良い。そうしてできた信頼関係は優しくあたたかい。
院内研修には、院長先生も参加してくれると歯科医院の変化が早い。
先生の包容力や考えをスタッフも理解できるようになる。
先生は、スタッフの現状や悩み、思いを知って日々の成長を実感できる。
先生の包容力の見せ所!となる!
歯科医師とデンタルスタッフとの関係は、患者さんが敏感にキャッチする。
長く勤務するスタッフが心地よく働き、笑顔や笑い声が絶えない診療室は患者さんへの安心感にもつながる。
そんな診療室を目指す歯科医院の先生方へ